「せっかく作ったWebサイト、なんだか表示が遅い…」
「PageSpeed Insightsで計測したら、赤色のスコア(低評価)が出て絶望した…」
WordPressでサイト運営をしていると、必ずぶつかるのがこの「サイトのスピード問題」です。
実は私も先日、制作中のサイトを計測して愕然としました。
そのスコアは…まさかの60点。
しかし、そこから徹底的な改善を行い、最終的には「パフォーマンス99点」「ユーザー補助・ベストプラクティス満点」という、ほぼ完璧なスコアを叩き出すことに成功しました!
今回は、私が実際に直面したトラブルと、60点のサイトを99点に変えた具体的な修正ステップを公開します。
プラグインに頼りすぎない、本質的な改善記録です。
現状の把握:なぜこんなに遅いのか?
まずは、改善前の状態をご覧ください。
- パフォーマンス: 60点(赤点)
- FCP(最初の表示): 6.6秒(遅すぎる!)
- LCP(メインコンテンツ表示): 8.0秒
診断ツール「PageSpeed Insights」からは、「レンダリングを妨げるリソースを除外してください」「画像サイズを適切にしてください」と警告の嵐。
特に、トップページに配置した「背景動画(25MB)」がギガ泥棒状態になっており、これが最大のボトルネックでした。
対策①:意外な盲点!「迷子ファイル」の撲滅
まず最初に行ったのは、コンソールエラーの修正です。
これ、意外と見落としがちなんです。
404エラー(迷子ファイル)の削除
ブラウザの「検証ツール(コンソール)」を見ると、存在しないCSSファイルや動画ファイルを読み込もうとしてエラーが出ていました。
ブラウザが「ないものを探す時間」は無駄でしかありません。
これらの記述をコードから削除したり、正しいパスに直したりしました。
これだけで読み込みの”つっかえ”が取れて、裏側の処理がスムーズになります。
対策②:動画ファイルの最適化
次に着手したのが、最も容量を食っていた動画ファイルの最適化です。
ここがスコアアップの肝でした。
25MBを3MB以下に圧縮
25MBもあった背景動画は、Webサイトに載せるには重すぎます。
そこで以下の処理を行いました。
- カット編集: 動画編集ソフトで「必要なシーンだけ」の10秒程度に短縮。
- 強力な圧縮: 圧縮ツールを使って、画質を保ちつつ3MB以下まで軽量化。
- 音声の削除: 背景動画に不要な音声データはカット。
これだけで、サイトの読み込みデータ量が劇的に軽くなりました。
対策③:スマホユーザーへの配慮
動画を軽くしても、スマホ(4G回線)にとってはまだ重荷になることがあります。
そこで、コードを書き換えて一工夫しました。
対策④:画像の徹底的なリサイズ
最後に、基本中の基本である画像処理です。
PC用の巨大な画像(横幅2000px超えなど)を、そのままスマホで表示させていませんか?
私はすべての画像を「表示サイズに合わせてリサイズ」し、無駄なピクセルを削ぎ落としました。
地味な作業ですが、チリも積もれば山となります。
これをやるだけで表示速度の体感はかなり変わります。
結果:オールグリーンの爆速サイトへ
これらの対策(エラー修正・動画圧縮・スマホ最適化・画像リサイズ)をすべて完了させて再計測した結果…
パフォーマンススコア:99点
見事、オールグリーンの爆速サイトが完成しました!
まとめ:WordPress高速化の極意
今回の改善で確信したのは、「高速化の鍵は、プラグインを入れる前にある」ということです。
- 動画や画像はアップロード前に「物理的に」小さくする。
- 見えないエラー(404など)を放置しない。
- スマホユーザーに無駄な通信をさせない設計にする。
これらを徹底するだけで、60点のサイトでも99点になれます。
「表示が遅い」と悩んでいる方は、まずは素材(動画・画像)の最適化から始めてみてください。
効果は絶大ですよ!

