こんにちは!!ゆきしょうです。
私たちは2019年に東京都から鹿児島市に移住しました。
今回は生活・自然・食に関して、東京と鹿児島市の違いや驚いたことを色々書いていきたいと思います。
生活
東京都と鹿児島県の人口と面積
- 東京都 人口:約1,400万人
- 鹿児島県 人口:約160万人
- 鹿児島市 人口:約60万人
東京都は面積が鹿児島県の約4分の1ですが鹿児島県より人口が約9倍、人口密度は約36倍も高いです。
ですので、鹿児島県は東京都に比べて土地が広くて人が少なくゴミゴミしていないので住みやすいです。
車はあった方がいい
東京で最後に住んでいたところは最寄りの駅まで徒歩20分、会社までは電車と徒歩で片道約1時間でした。
車通勤はできませんが公共交通機関が発達していますので車がなくても生活できます。
鹿児島市で住んでいたところは最寄りのJR駅と路面電車の駅まで徒歩10分、会社までは自転車で行ける距離でした。
ただスーパーやレストランが東京より少なくて集中してません。
東京では考えられないことですが、車通勤できる会社が多いですし鹿児島県は広いので家族で色々なところに出かけることを考えると車はあった方がいいです。
イオンモール鹿児島や鹿児島中央駅の周辺に住めば車がなくても生活できるのかなという感じです。
電車に乗らない
東京では電車に乗ることが多いですが、鹿児島市に3年住んで10回も乗っていないです。
電車嫌いの人にはとても良い環境です。
家賃
東京では2DK・45㎡・家賃11万5千円・駐車場代別(ちなみに駐車場代は3万円)のマンションに住んでいました。
鹿児島市では3DK・65㎡・家賃6万5千円・駐車場代込みのマンションに住んでいて、東京に住んでいた時よりも家賃が約40%安くなりました。
しかも家が広くなって駐車場代込みの価格です。
ただ、私たちはたまたま運良く安い物件が見つけられただけで、同じ条件の賃貸物件では平均的に東京都内の20%くらいしか安くならないようです。
鹿児島市は坂が多くて平地が少ないので土地代が高いという話を地元の方たちから聞いたことがあります。
運転代行
東京では飲んだあとは電車に乗って帰ることがほとんでしたが鹿児島市の天文館や鹿児島大学周辺で飲んだあとは運転代行で帰っていました。
新潟市に住んでいた時もそうでしたが初めて知った時は「こんなシステムがあるんだ!!」と驚きました。
これは土地が広くて電車やバスが通っていないところが多いので車で飲みに行くのと車通勤が多いからだと思われます。
自然
桜島
関東には富士山がありますが桜島も言わずと知れた有名な火山です。
今でもはっきり覚えていますが、初めて鹿児島に旅行した時に桜島が見える運動公園に行きました。
その時に生まれて初めて噴火を見て私と妻は「うわースゲー!!!マジで噴火してる!!!逃げないとヤバイかも!!!」と慌てました。
しかし周りを見ると誰も噴火を気にすることなく、学生たちは普通にテニスをしているので私と妻は顔を見合わせてしまいました…
今となっては笑い話ですが、その時は衝撃的でした。
お笑いタレントのロンブー淳さんが何かの番組で鹿児島に来た時に桜島が噴火しているのを見て慌てているシーンがありましたが、私たちもまさしくそんな感じでした。
噴火すると火山灰が降ってくるのですが、髪の毛がざらざらして外に干してる洗濯物が汚れて目に入ると痛いです。
車のフロントガラスをワイパーで掃除すると傷が付くのでハタキで落とします。
私たちが移住してからはそこまで大きな噴火はないですが、ひどい時期だと常に道路に堆積していたそうです。
克灰袋や桜島降灰予報のアプリがあるのも驚きました。
火山灰が降ってくるのは嫌だし迷惑でしょうがないと言う方が多いですが、私たちはいまだに雄大な桜島を見て「やっぱいいよね〜!!」と言っています。
温泉
東京に住んでいた時は東京都下の端っこにある温泉か山梨県の温泉に行っていました。
鹿児島県は温泉が身近にあり、鹿児島市の町中にも色々な温泉があります。
ちなみに鹿児島県は源泉数が2,700カ所以上あり全国2位です。
西郷さんゆかりの温泉や指宿市の砂風呂、坂本龍馬が日本で最初の新婚旅行をしたと言われている霧島市の温泉が有名です。
家族風呂も鹿児島に移住してから初めて知りました。
子供が小さいと大浴場で騒いだり走り回ったりして周りの迷惑になりますが家族風呂だと貸切で周りを気にすることなくゆっくり入れるので気に入っています。
温泉王国かごしま~源泉数全国2位!個性豊かな湯をめぐろう~
鹿児島県観光連盟より引用
地震
東京はよく地震がありましたが、鹿児島市では数回しか体験していません。
ただし鹿児島県の離島はしょっちゅう地震がありますし、桜島が大噴火したらどうなるかわかりません。
気候
南国なので夏場は暑くて日差しがかなり強いです。
移住当初は日なたと日かげの温度差に驚きました。
4月の終わりから10月半ばくらいまで半袖で過ごせます。
ダウンジャケットも1ヶ月くらいしか着ません。
雨は、降る時はメチャクチャ降りますし台風も強烈です。
秋がほとんどない
11月まではまあまあ暑くて12月初めくらいに少し寒くなってきたかなーと思ったらいきなり冬になります。
ですので、鹿児島市ではほとんど紅葉が見れませんが鹿児島県の北部や大隅半島に行けば見ることができます。
食
ランチが高い
東京ではチェーン店のそば屋か安い定食屋によく行っていました。
スーパーや直売所で売っている食材は東京より安いですが、なぜかランチが高いお店が多いです。
個人経営でおいしいお店が多いですがワンコインランチは見た記憶がありません。
安い全国チェーンのお店はありますが店の数が少ないです。
東京に比べてオフィス街が少なく競合店も少ないからなのかな!?と思っています。
麺料理の違い
ラーメン系だと全体的にちゃんぽんの比率が高めです。
これも最初は驚きました。
今まで行ったほとんどのスーパーでちゃんぽん麺が1玉20円くらいで売ってます。
逆に東京のスーパでは必ずと言っていいほど売っている中華麺が売っていないスーパーがあります。
目に入らなかっただけかもしれませんが、東京のスーパーでちゃんぽん麺とインスタントラーメンのうまかっちゃんを見たことがありません。
あと、私の知る限り鹿児島市でタンメンを置いている飲食店がありません。
これもちゃんぽんがあるからなのかなという感じです。
タンメン屋をやれば儲かるかもしれません。
そば屋も少ないですし、あっても高い店が多いです。
東京にいた時によく行っていたチェーン店のそば屋が1社でも進出してくれないかな〜と思っています。
肉類が豊富
鹿児島県は牛肉(黒牛)も豚肉(黒豚)も鳥肉(日本三大地鶏の薩摩地鶏)も全て有名で身近で手に入ります。
近所の道の駅ではイノシシ肉やシカ肉も売ってます。
会社員時代に色々なお店に連れて行ってもらいましたがどこもおいしくて驚きました。
東京は店舗数は多いですが、価格が高くてハズレの店も多いです。
色々な魚が釣れるし獲れるけどあまり食べない
鹿児島県は全国の釣りバカが移住してくるぐらい有名な釣り場が多くて色々な魚が釣れますし、養殖のブリやカンパチも全国的に有名です。
しかし魚がメインの飲食店が少ないですし魚屋で売っている魚の種類が少ない印象があります。
意外にも鹿児島の人はあまり魚を食べず、生鮮魚介支出額は全国で下から3番目というデータがあります。
移住してから知り合った地元の人たちは肉好きが多いです。
鳥刺しがあるから魚の刺身は食べないと言っている人もいました。
魚好きの私としてはもうちょっと魚メインのお店が増えて欲しいです。
これはおいしい肉類が豊富だからかなと思っています。
野菜も豊富
鹿児島県は野菜も豊富でおいしいです。
全国的に有名なのはサツマイモですが、お茶・サヤインゲン・ソラマメも名産品でそれ以外にも色々な種類の野菜があります。
東京に住んでいるとあまり季節を感じませんが、鹿児島だと季節ごとに旬の野菜が並びますので食べるのが楽しみです。
まとめ:同じ日本だけど地域によって色々な違いがあるから面白い!!
移住して5年!東京と鹿児島市の違い15コ!【※私見です※】を紹介させていただきました。
この記事を書きながら色々思い出してみると、やっぱり移住って面白いなぁと思いました。