地方移住や田舎暮らしを考えている方の中には、「不動産屋やネットで探しても、ピンとくる物件がない…」と感じた経験がある方も多いでしょう。
実は、地方や田舎の物件の中には「非公開物件」 や 「未掲載物件」 が存在します。
これらは、不動産屋のホームページや大手物件サイトに掲載されず、知っている人だけが手に入れられる情報です。
この記事では、私自身や知人が実際に経験した地方ならではの家探しエピソードを紹介します。
これから移住する方の参考になれば嬉しいです。
地方の家探しが難しい理由
地方で賃貸を探してみると、都会とは全然違う壁にぶつかります。
- 賃貸物件の数が少ない
- 不動産屋に出ない物件が多い
- 外から来た人は警戒されやすい
実際に住んでみると「空き家はたくさんあるのに、賃貸に出ていない」というケースが本当に多いです。
だからこそ「どうやって家を探すか」が都会以上に大きな課題になります。
最初は不動産屋に相談
鹿児島市から南九州市に引っ越した時は地元の不動産屋2社に直接行って探しました。
1社は公開されている物件のみを紹介してくれましたが、もう1社は担当者と仲良くなり、公開物件と非公開物件も紹介してくれました。
結局その非公開物件には引っ越さず、公開されている物件に引っ越しましたが実際に非公開物件があることを知りました。
不動産屋で借りた最初の家は失敗だった
最初に引っ越した家は、住んでみると不具合が多く、正直「失敗したな…」と思うことばかり。
地方は物件数が少ないので「選べる家がなかった」という事情もありました。
どうしても引っ越す必要があったので、仕方なく契約しました。
半年後、理想の平屋を紹介された
その後、地域の人たちと少しずつ交流する中で「もっと住みやすい家を探している」と何気なく話していました。
すると半年後、引っ越して知り合った方から不動産屋を介さずに直接平屋を借りられることに。
しかも最初の家より広くて、家賃も安いという理想的な条件でした。
知人も大家さんを紹介してもらった
隣の市に移住してきた知人も、私と同じように最初は不動産屋で高めの家を借りていました。
ところが、引っ越して知り合った方が大家さんを紹介してくれたのです。
「真面目で信用できる人だから大丈夫」と保証してくれたおかげで、直接契約が決まったそうです。
地方ではこうした人柄ベースの口コミネットワークが大きな意味を持ちます。
信用されることが大事
私の場合は小さな子どもがいたことも大きかったようです。
大家さんに後から「子どもがいなかったら声をかけなかったと思うし、子どもを見ればどんな親か大体わかる」と言われました。(子どもたちに感謝 笑)
つまり、外から来た人は常に“見られている” ということ。
日々のふるまいや人柄が信頼につながり、その信頼が家探しにも影響するのだと実感しました。
まとめ
地方暮らしの家探しで学んだのはこれです。
- 地方は賃貸物件が少ない
- 条件の良い家は不動産屋にあまり出てこない
- 口コミと信用が物件紹介のカギ
- 移住者は地域の人とのつながりが大切
これから地方移住する方は、不動産屋の物件チェックに加えて「口コミ」も意識してみてください。
田舎暮らしでは、思わぬところから理想の住まいにつながることがありますよ。