こんにちは、ゆきしょうです。
いきなり移住するのは不安。
そう感じている人に、私はお試し移住をすすめています。
私たちも、夏の下見と冬のお試し移住を経てから移住しました。
この記事では、お試し移住の中身と、実際に住んでみた体験を書きます。
お試し移住とは?
お試し移住は、移住を考えている地域の体験住宅に、数日から数か月ほど住んでみる仕組みです。
呼び方は自治体によって違い、「お試し住宅」「お試しハウス」「移住体験住宅」などがあります。
ニッポン移住・交流ナビJOINが2024年12月に紹介した4つの町と市では、次のとおりでした。
- 山形県遊佐町:2泊3日〜7泊8日・無料(移住相談とセットで利用)
- 静岡県伊豆市:短期7日〜15日、長期30日〜180日・1日2,000円(水道光熱費込み)
- 愛媛県四国中央市:2泊3日〜7泊8日・無料
- 鹿児島県東串良町:1泊2日〜30泊31日・無料
食事や持ち込む日用品は、どこも自分で負担します。
候補地が決まったら、その役所のページで最新の内容を確かめてください。
私たちのお試し移住はどうだった?
1回目は夏に2泊3日で下見に行き、その土地を気に入りました。
2回目は冬に、お試し移住の制度を使って1週間滞在しました。
3LDKで生活用品がそろっていて、芋焼酎まで付いて1泊2,000円でした。
同じ場所でも、季節が変われば別の顔をしています。
この2回を経て、移住しました。
お試し移住のメリットは?
いちばんのメリットは、引っ越す前に「そこで暮らす毎日」を試せることです。
引き返せる形で試せるのが、お試し移住の強みです。
1. 観光では見えない日常を確かめられる
- 買い物の便利さ
- 通勤・通学の道のり
- 病院までの距離
- 近所の雰囲気
2. 交通費などの補助がある自治体もある
補助の有無も、自治体ごとに違います。
先ほどのJOINの例では、遊佐町に交通費の補助(1人3万円まで、上限12万円)がありました。
四国中央市には、レンタカーなどの移動を1日3,000円(最大7日)補助する制度がありました。
3. 季節ごとの気候を体験できる
私は移住の前に、新潟県に3年間住んでいたことがあります。
街としては好きでしたが、冬の雪の期間の長さがどうしても苦手でした。
雪のある暮らしは、想像より体力を使います。
寒さが苦手な人は、冬に一度泊まってから決めてください。
4. 仕事の探し方を考えられる
移住先で試した仕事の探し方と、実際につながった方法は別の記事に書きました。
5. 子育ての環境を見られる
子どもがいる家庭なら、学校や保育園の場所も確かめられます。
伊豆市の長期のお試し住宅では、こども園の一時保育を相談して使えると紹介されていました。
お試し移住のデメリット・注意点は?
注意したいのは、回数や条件に決まりがあることと、短い期間では分からないことがあることです。
回数や条件に決まりがある
伊豆市は、お試し住宅の利用を1世帯2回までとしていました。
遊佐町は、移住相談とセットでの利用で、住宅だけを借りることはできません。
短い期間では分からないことがある
1週間や1か月では、人間関係や地域の行事の深いところまでは見えません。
時期によって、見える暮らしも変わります。
- 農業地帯:忙しい時期とそうでない時期
- 観光地:シーズン中とオフシーズン
- 寒冷地:夏と冬
体験住宅は、実際の家とは違う
生活用品がそろっているぶん、本当の家探しとは条件が違います。
住宅の場所も、自治体が用意したところに限られます。
お試し移住はどうやって申し込む?
流れは「調べる→相談する→申し込む→準備する」の4段階です。
1. 調べる
まずは候補地の自治体の公式サイトで、移住のページを見ます。
全国の制度をまとめて見るなら、JOINが便利です。
ニッポン移住・交流ナビ JOIN(ふるさと回帰・移住交流推進機構)
2. 相談する
東京にいるなら、有楽町のふるさと回帰支援センターで相談できます。
2025年4月時点で、44都道府県1政令市の専属相談員がいると案内されていました。
3. 申し込む
必要な書類や締め切りは、自治体ごとに違います。
4. 準備する
滞在中の移動手段と、確かめたいことのリストを用意します。
お試し移住で何を確かめればいい?
期間は限られているので、確かめたいことを先に書き出しておきます。
- 日常の買い物
- 病院までの時間
- 子どもの学校
- 仕事の見つけやすさ
- 地域の人との相性
滞在中は、生活費や移動時間、不便だった点を記録しておくと、あとで比べられます。
移住は家族全員の暮らしに関わるので、できれば家族そろって参加してください。
下見やお試し移住に車は必要?
結論、ほぼ必要です。
JOINの紹介でも、伊豆市は「市内の移動は自家用車が必須」、東串良町は「バスの便数が少ない」と書かれていました。
地方都市でも、中心部から少し外れると車がないと厳しくなります。
レンタカーは事前に予約しておくのがおすすめです。
じゃらんレンタカーなら、複数のレンタカー会社のプランをまとめて比べられます。
お試し住宅が取れないときの宿と家探しは?
お試し住宅に空きがなかったり、条件が合わなかったりしたら、ふつうの宿に泊まりながら地域を回ります。
下見を兼ねた旅行なら、大手の宿泊予約サイトが探しやすいです。
「ここに住んでみたい」と思えたら、次は家賃の相場です。
家賃は地域でかなり違うので、まずは大手の賃貸サイトでどんな物件があるかを見ておきます。
まとめ:お試し移住は、引き返せるうちに確かめる方法
お試し移住は、引っ越す前に暮らしを試せる方法です。
私たちは、夏の下見と冬の1週間を経て移住しました。
夏と冬に1回ずつ行くと、同じ場所の別の顔が見えます。
移住先の選び方と、移住前にやったことは、こちらにまとめています。
移住の準備や暮らしのリアルは、こちらの完全版にまとめました。
以上、お試し移住の基本と、冬に1週間住んでみた体験談でした。

