こんにちは、ゆきしょうです。
ネットで「地方移住はやめとけ」と見て、不安になっていませんか。
私たち家族は、双子が生まれたのをきっかけに、2年の準備をして東京から鹿児島へ移りました。
住んで7年になります。
その目線で、やめとけと言われる理由と、それでも戻らない理由を正直に書きます。
地方移住は本当に「やめとけ」なの?
結論から言うと、やめとけと言われる理由の3つ、仕事・車・近所付き合いは本当にきついです。
ただ、どれも先に分かっていれば備えられます。
そして私は、7年住んだ今も東京に戻りたいとは思っていません。
順番に書きます。
仕事と給料は、どれくらい下がる?
会社員として移るなら、給料は下がると思っておいたほうがいいです。
地方は会社の数が少なく、希望する職種の求人が無いこともよくあります。
最低賃金も、東京より低い地域がほとんどです。
私も、移住して最初の転職で年収が100万円下がりました。
役職も下がっています。
それでも入って4か月近くたった頃は、前の会社より今のところ楽しい、と感じていました。
ただ、その後に移った会社では、また100万円下がっています。
仕事では、正直かなり痛い目を見ました。
会社に勤めながら40代・未経験でWeb制作を覚え、今は鹿児島にいながら自分で仕事を取っています。
最初から順調だったわけではありません。
それでも「場所を選ばずに稼ぐ力」を少しずつ持てたことで、地方でもなんとかなると思えるようになりました。
移る前にできるのは、移住先の求人を見ておくことです。
私も、移住して最初の会社は、リクナビNEXTに届いたオファーで決まりました。
希望条件や経歴を登録しておくと、オファーを受け取りやすくなります。
東京にいるうちに相談したいなら、転職エージェントもあります。
大手ならリクルートエージェントで、2026年時点では相談は無料です。
移住先での仕事の探し方は、こちらにまとめています。
未経験から初案件を取った営業のやり方は、こちらです。
車は本当に必要?維持費はどれくらい?
住む場所にもよりますが、ほとんどの地方で車は必須です。
東京では電車とバスでどこへでも行けました。
地方では「大人1人に1台」が当たり前の地域もあります。
我が家も、南九州市に引っ越した当初は夫婦で2台持っていました。
ガソリン代・自動車税・車検・保険と、毎月の出費がじわじわ効いてきます。
移住の初期費用を考えるとき、車の購入費を忘れると痛い目を見ます。
ガソリン代と維持費の実際の数字は、こちらに書いています。
近所付き合いや地域のルールはきつい?
都会のようなドライな関係を求める人には、きついと思います。
地方では、ゴミ出しのルールが細かい、地域の草刈りや集まりがある、ご近所付き合いが濃い、とよく言われます。
隣に誰が住んでいるか分からない、と言われる都会とは真逆です。
人間関係が合わずに、都会へ戻ってしまう人もいます。
我が家も、ときどき家の前の草刈りをします。
南九州市でのゴミ出しの不便さは、住んで4年の頃に書いたこちらの記事にまとめています。
それでも東京に戻らないのはなぜ?
結論から言うと、デメリットを差し引いても、今の暮らしのほうが楽だからです。
いちばん大きいのは、満員電車がなくなったことです。
今は車通勤や自宅での作業なので、朝から消耗することがありません。
移住のきっかけになった本と、満員電車の話はこちらに書きました。
双子にとっても、広い公園や海、山がすぐ近くにある環境は最高だと思っています。
スーパーや直売所に並ぶ野菜・魚・肉は、鮮度が東京とは段違いで、しかも安いです。
東京と同じ家賃を払えば、ずっと広くて綺麗な家に住めます。
固定費が下がったことで、心にもゆとりが生まれました。
銭湯の感覚で天然温泉に行ける暮らしも、一度味わうとやめられません。
移住して2年ほどの頃、東京にいた頃の人がよく夢に出てきた時期がありました。
戻りたいのかな、と自分でも思いました。
それでも、戻りたくはない、というのが正直な気持ちでした。
これは私だけの話ではないようです。
2017年の総務省の調査で、都市部から過疎地域へ移った人に、今後の転居について聞いています。
44.4%が「転居する可能性はあまりない」「全くない」と答えました。
地方移住に向かない人・向いている人は?
不便さを楽しめるかどうかで分かれます。
7年住んで感じた向き不向きを、本音で書きます。
向かない人は、こんな人です。
- 24時間営業の店など、都会の便利さがいちばん大事な人
- 「誰かがなんとかしてくれる」と、受け身になりがちな人
- ドライな人間関係が好きで、地域の集まりをとにかく避けたい人
向いている人は、こんな人です。
- 不便さも「ネタ」として楽しめる人
- 自然の中で過ごす時間や、釣りやキャンプなどの趣味を大事にしたい人
- 自分から挨拶をして、地域に馴染もうと動ける人
失敗しないために、移住前に何をすればいい?
いきなり家を決めず、まず「お試し移住」で暮らしてみることです。
自治体のお試し住宅などを使えば、1週間〜1か月ほど実際の生活を体験できます。
私たちも、1週間のお試し移住をしてから移りました。
ゴミ出しのルールやスーパーの品揃え、夜の静かさは、観光では分かりません。
お試し移住の選び方と申し込みは、こちらにまとめています。
移ると決めたら、引越しの段取りと荷物の減らし方も早めに決めておくと楽です。
私は県内で引っ越したとき、見積もりに来てくれた2社目の会社のほうが、大手より約6万円安かったです。
引越し侍なら、何社かにまとめて見積もりを頼めます。
移住前にできることを、最後にまとめておきます。
- 移住先の求人を見ておく
- 東京にいるうちに、転職エージェントに相談する
- 引越しの見積もりを、2社以上に頼む
以上、地方移住はやめとけと言われる3つの理由と、それでも7年住んで東京に戻らない理由でした。

