私たちは2019年に東京都大田区から鹿児島県鹿児島市に移住しました。
期待と不安が半々でしたが、実際に暮らしてみると「えっ、本当に?」という出来事がたくさん。
今日はその中から特に驚いたことを10個、ご紹介します。
桜島の噴火

初めて鹿児島に旅行した時に見てかなり驚きました!
周りの人が何の反応もないのでダブルで驚きました。
上の写真は移住したばかりの頃に自宅近くで撮ったものですが、県外の人に見せると「合成写真でしょ!?」と言われますw
火山灰が降る

「桜島の灰がね〜」と聞いてはいましたが、降っているのを初めて見た時はびっくりしました。
車は灰だらけ。
灰は粒子が細かく研磨剤のようになっています。
ワイパーで落とすとガラスに傷がつく場合があるのでハタキで落とします。
洗濯物にももちろんかかります。
私たちはあまり嫌ではありませんでしたが会社の先輩は相当嫌がっていましたw
車がないと生活が厳しい
鹿児島市内に住んでいる時は車がなくても大丈夫だと感じましたが現在住んでいる南九州市では車がないと厳しいです。
バスは少なく電車の最寄り駅までは車で40分、レンタカーもありません。
徒歩圏内にお店も少ないですし、車を2台以上持っている家庭も多く、私たちも当初は2台ありました。
子供が習い事をしている家庭は送り迎えも大変そうです。
妻は鹿児島に来てから運転免許を取りました。
知らない人が話しかけてくる
東京なら公園で知らない人に話しかけたら少し警戒されますよね。
でも鹿児島では「双子ちゃん可愛いね〜」「どっちがお兄ちゃん?」などとスーパーでもどこでも声をかけられます。
最初は驚きましたがこれも慣れました。
ゴミ出しルールがとても細かい(地域差あり)
東京で住んでいたマンションはいつでも捨てられるゴミ倉庫がありかなりゆるやかでしたが、今住んでいる地域は分別が細かくて最初は戸惑いました。
指定の袋もありスーパーやドラッグストアで売っています。
燃えるゴミ以外は車で清掃センターまで捨てに行っていた時期もありました。
移住前にしっかり調べておくのをおすすめします。
プロパンガスが高い
プロパンガスが高くて東京の2倍〜3倍かかります。
冬場のガス代には驚きました。
温泉が近所にあるので、家の風呂に入らず毎日温泉に行っている知人がいます。
家賃だけでなく光熱費を含めたトータルコストを考えて物件選びをすると安心です。
海も山も温泉も全部近い

これは驚きつつかなり嬉しかったことです。
近所に温泉が多数、南薩の海、桜島、指宿の砂蒸し温泉、開聞岳、霧島温泉などなど子連れドライブ圏内に自然が豊富で遊び場に困りません。
東京なら2時間かかるような自然も、近場だと渋滞なしで30分圏内で行くことができ、どこも綺麗です。
方言が難しすぎてわからない
鹿児島弁は難しく、特に年配の方同士の会話はいまだにわからないことが多いです。(酒が入るとなおさらw)
新潟にも住んでいたことがあり、私見ですが新潟弁より全然難しいです。
大東亜戦争では即席の暗号として早口の鹿児島弁を使用したのは有名な話だそうです。
特に南九州市頴娃町(えいちょう)の人々が話す鹿児島弁は鹿児島市内の人も分からないほど独特で、遊び心も交えて「頴娃語(英語)(えいご)」と呼ばれていますw
頴娃町の人同士の会話を何回か聞いたことがありますが外国語のように聞こえて全くわかりませんでした…
肉も魚介類も野菜も安くて美味しい

東京で買うより安くて新鮮。
肉は日本一の黒毛和牛・黒豚・日本三大鶏のさつま地鶏があるのでどれも美味しいです。
魚介類も色々ありますが、カンパチ・ブリ・カツオ・イワシ・キビナゴが特に美味しいです。
鹿児島県は全国第2位の農業産出額で、なんでも美味しいですが特にオクラ・サツマイモ・そら豆が有名です。
双子も好き嫌いなく色々食べるようになりました。
地震は少ないけど台風は多い(離島は地震多い)
南に位置するため台風の直撃が多いです。
東京で慣れていた台風とは桁違いで、避難指示の放送が毎回と言っていいほど流れます。
ただ、避難する人はわずかでこれにも最初は驚きました。
家の雨戸、防災グッズ、避難場所など準備が必要です。
まとめ
「鹿児島は良いところだよ〜」とよく言われます。
でも東京育ちには文化の違いや気をつけるポイントも多いです。
それでも慣れてしまえば本当に最高の場所だと感じています。
以上、【移住検討者必見】東京育ちが鹿児島で本当に驚いた10のこと!!でした。