こんにちは、ゆきしょうです。
大学卒業後、商社・卸売問屋・メーカーの3社で約20年間、営業として働いてきました。
世間では「営業ができれば仕事に困らない」と言われますが、30代後半になった頃、これから先も同じ生活を続けていくことに漠然とした不安を感じるようになりました。
そして何か手に職をつけたいと思い、東京から鹿児島へ移住した後に、40代・未経験からWeb制作の学習を始めました。
今回は、「どうやって未経験から仕事を取ったのか」そのリアルな営業方法を書きます。
結論から言うと、営業すれば、普通に仕事は取れます。
ただし、やり方を間違えると全く反応がありません。
実際、私も最初は全然ダメでしたが、少しずつ改善を重ねて、今では制作会社から案件をいただけるようになっています。
なぜ営業が必要なのか
ここ、めちゃくちゃ大事です。
Web制作は、スキルだけでは仕事は来ませんし、待っていても決して来ないです。
そのため、自分から仕事を取りにいく姿勢が不可欠です。
それでは、私が実際に初案件を受注するまでに踏んだ営業の5ステップをご紹介します。
これから営業を始める方に少しでも参考にしていただければ幸いです。
手順①:ポートフォリオを用意する
HTML、CSS、JavaScript(Web制作で使用する範囲)、そしてWordPress(オリジナルテーマ)の学習を終えたら、まずは営業用のポートフォリオを用意しました。
私はこのブログを含めて6つのサイトを作りましたが、一般的には3つあればいいと言われています。
しかし、WordPressのオリジナルテーマでしっかり作り込まれたコーポレートサイトが1つあれば十分なようです。
デザインカンプについては、ネットで販売されている物を使ったり、知り合いのWebデザイナーにお願いして作ってもらっても良いでしょう。
ココナラなどでプロに依頼してもいいと思います。
ただし、実務レベルのクオリティであり、ポートフォリオとして公開OKの許可が取れている物にしてください。
手順②:営業先を探す(リスト作成)
次に、Web制作会社やデザイン会社を検索してリストアップします。
検索ワードは【地域名(近所や近隣の都市など) Web制作 パートナー募集 コーダー コーディング】などを組み合わせました。
ここで狙い目なのは、地方にある中小企業です。
理由はシンプルで、人手不足であり外注ニーズが高いからです。
そのほかに、求人サイトからリストを取るのもおすすめです。
検索して見つけた会社については、会社名、URL、送信日、返信日、返信内容、面談内容などの項目を入れたリストを作成して管理しました。
手順③:お問い合わせフォームから送る(とにかく数を打つ)
パートナー募集をしている制作会社であればその専用フォームから、そうでなくてもお問い合わせフォームにパートナーや採用の項目があれば営業メールを送信しました。
なお、「営業お断り」や採用の記載がない会社に送ってもほぼ100%返信がないため、そういった企業には送信しませんでした。
ここで差がつく、めちゃくちゃ大事なポイントがあります。
それは、ネットに出回っているテンプレをそのまま送らないことです。
テンプレのままの文章で送ると、担当者に『またこの冒頭か…』と読んでもらえずに即ゴミ箱行きになる確率が高くなります。
色々なネットの情報や『エンジニア・デザイナー・ライターのための案件獲得』といった本、を参考にしながら、自分らしい文章に書き直す必要があります。
今は営業文作成の教材も出ているのでそれを利用するのもおすすめです。
私が以前に実際に使っていた、シンプル・短い・誠実を意識した営業文の構成です。
はじめまして、Webコーダーの◯◯と申します。
現在は◯◯に住んでいます。貴社のホームページを拝見し、◯◯◯◯◯◯◯◯でコーディングの面からお力になれないかと思い、ご連絡いたしました。
以下に私の簡単なプロフィールを記載します。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、ぜひご一読をお願いいたします!【経歴】
大学卒業後〜【ポートフォリオ】
・自サイト(URL)
(サイトの説明)
・制作物(URL)
(サイトの説明)・制作物(URL)
(サイトの説明)【スキル】
HTML〜【以下のような業務が可能です】
・Wordpress〜【連絡先】
名前:
携帯:
Email:
Chatwork ID:もしご興味をお持ちいただけましたら、
ぜひ一度お打ち合わせの機会をいただけますと幸いです。
私は会社員として最後に勤めた会社で頻繁に新規の飛び込み営業をしており、門前払いが当たり前の環境にいたため、『メール営業は送るだけだし、実際に会わなくていいから簡単だな〜』と軽く考えていました。
しかし、最初の10日間で100社くらいにメールを送った時に、1社からも返信がなかったのでかなり焦りましたし、想像以上にショックでした…。
正直に言います。営業は確率のゲームです。
10件送って反応がないのは普通ですし、30件送って1件あればOK、50件送って数件反応が出る、というのが現実です。
今は競合が増えましたし、AIも出てきたのでもっと厳しいかもしれません。
無視されたり、断られたりして心が折れそうになることは普通にあります。
返信がないのが当たり前だと思って、諦めずに送り続けてください。
ただし、何百社に送っても返信がなければ、営業文かポートフォリオに問題がある可能性が高いので、見直しをする必要があります。
WordPressプラグインのSite Kit by Googleなどを使用して閲覧率のデータを取りながら200件ごとに見直しをするのがおすすめです。
私も何度か営業文やポートフォリオの見せ方を変えたりしました。
中には、丁寧にお断りの返信をくれる会社や、コーディングテストを実施する会社もありました。
手順④:返信をくれた会社と面談をする
メールを送って、特に興味を持ってくれた制作会社からは面談の依頼があります。
私の場合はほとんどリモート面談でしたが、近所の会社で直接お会いした時もありました。
服装は一応スーツにしました。
面談で聞かれた内容は、Web制作を始めた理由、希望する時間単価や1サイトあたりの単価、ポートフォリオの制作にかかった時間、スキルの確認などでした。
手順⑤:面談が成功すれば仕事を受注
面談の結果、1社からは「すぐにでも仕事をしてほしい」と依頼をいただきました。
最初は修正案件からですが、慣れてきて相性が良ければ継続して新規の仕事をいただけるということでした。
他の3社は「今すぐの仕事はないけれど、出てくれば依頼してくれる」とのことでした。
このように、返信が来て仕事につながることは確実にあります。
今の課題とこれから
案件が取れるようになっても、今はまだ「単価が低い」「納期がきつい」「収入が安定しない」といった課題にぶつかる時があります。
だからこそ、今後は経験を積みながら「直案件を増やす」「上流工程に関わる」ことを目指しています。
これから営業を始める方へ
もし今、「どう書けばいいかわからない」「怖くて送れない」「何をしていいかわからない」と思って手が止まっているなら、まずは1通でいいので送ってみてください。
送らないと何も始まりません。
営業は怖いです。
でも、人生を変える一歩になります。
私もまだ途中ですが、収入が発生し、世界が変わるのを感じています。
まずは小さく一歩でOKです。
ちなみに、「自分にもパソコンで稼ぐなんてできるかな?」と不安な方は、プログラミングスクールの無料オンライン相談などでプロに直接聞いてみるのも、人生を変える近道だと思います。
以上、未経験から制作会社に営業して案件を取った方法【40代でもできたリアル】でした。

