こんにちは!!ゆきしょうです。
今回は、私たちが地方移住をするきっかけになった本をご紹介します。
まずタイトルのインパクトがすごかったですし、その当時はまさしく東京で消耗しまくっていたので本屋で見た瞬間、即買いしてました。
東京に住んでいた時には体験したことがない『移住するとこんなことあるの⁉︎』が色々書いてあります。
しかし、実際に移住してみると『マジだった!!』が結構ありました。
ということで有名なインフルエンサー・イケダハヤトさんの著書『まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく』の感想をお伝えしていきます。
東京はもう終わっている。
人が多すぎる東京では仕事で頭角を現すのは難しく、少ない給料のほとんどは住居費などの「東京に住むための経費」に吸い取られる。
おまけに子育て環境は酷く、食は貧しい。
そんな東京に嫌気が差し、縁もゆかりもない高知県の限界集落に移住した著者は、家賃が8万円から3万円に下がり、収入は約3倍になり、自然豊かな環境で幸せに暮らしている。
地方消滅という言葉があるが、人が少なく、ないものだらけだからこそ、地方には確実に儲かるのに未だ手付かずの仕事が無数にあるのだ。
地方移住をしたいけど何から始めればいいのかわからない方もいると思います。
私たちも地方移住するまでに2年かかりました。
この本には参考になることがたくさん書いてありますので、こんな悩みへの対処法について、考えることができるかもしれません。
地方移住を考えている方に少しでも参考にしていただければ幸いです。
こんな人におすすめ
・東京の生活が窮屈だなと感じている人
・地方移住を本気で考えている人
・地方の生活はどんな感じか知りたい人
この本を読んでわかること
・東京の生活・仕事面での不利益が実は多すぎること
・昔と現在の田舎暮らしの違い・勘違い
・地方移住をするための具体的な方法
この本の特徴
第1部 東京はもう終わっている
東京の不便なところや生活しづらいことが書いてあります。
たくさん共感できるところがありました。
第2部 田舎のほうが圧倒的に稼ぎやすい
田舎での仕事の仕方が書いてあります。
特に個人事業主の方に響く内容だと思います。
第3部 限界集落に移住して、こんな幸せになりました
地方での生活が書いてあります。
地方で生活してみないとわからない出来事がたくさん書いてあり、冒頭に書いた『こんなことあるの⁉︎』の事実がわかります。
第4部 「ないものだらけ」だからこそ地方はチャンス-イケダハヤト式ビジネス紹介
イケハヤさんのやっているビジネス、やりたいビジネスが書いてあります。
実際に、周囲でやっている人がいるビジネスが何個か書いてあったので面白かったです。
第5部 移住で失敗しないための5つのステップと知っておくべき制度
具体的な移住の進め方が書いてあります。
とても参考になり、無事移住して今に至ります。
おまけ 移住に関する「よくある質問」
イケハヤさんのサイトに質問した方々の内容が書いてあります。
これもとても参考になりました。
この本を読んで面白いと思った3つのこと
面白い内容はたくさんあるのですが、その中でも特に印象に残り、事実だったところを3つに絞りました。
・高価な会食より断然喜ばれる「家飲みバーベキュー」
・地方移住で過酷な子育てから解放される
・「ないものだらけ」だから、ビジネスのアイデアが生まれる
・高価な会食より断然喜ばれる「家飲みバーベキュー」
どういうことかというと、自宅で「地元の肉と野菜を使ったバーベキュー」ができるんですよ。もう字面だけで満足度高いですよね。本書の制作にあたっても、編集者とライターのお2人にぼくの自宅まで来ていただきました。仕事の話をする前に、まずはバーベキューです。ぼくらが美味しいと確信している食材ですから、当然喜んでいただけます。
なんせ採れたての野菜、高級な地元産和牛、こだわりのお酒ですから、東京の居酒屋とはクオリティが違います。
私たちの場合は接待ではないですが、近所の人たちと不定期でバーベキューをします。
私が住んでいる地域にも地元産の美味い黒牛・黒豚・鶏肉がありますし自分たちで育てた採れたて野菜や手作りのおかずや鹿児島なのでさつまいもを持ち寄ってやるのですが、初めて参加した時どれも美味すぎて感動しすぎて食べ過ぎてしまいました…
その時この本に書いてあったことを思い出し『マジだったんだ!!』と納得しました。
・地方移住で過酷な子育てから解放される
言わずもがな、地方は都会よりも断然子育て環境が恵まれています。「待機児童」なんて言葉は基本的に聞きませんし、何より地域の人たちの関わり方が違います。高知に来て驚いたのですが、2歳の娘を連れて公園で遊んでいると、幼稚園〜高校生くらいの幅広い「お姉ちゃん」たちが、話しかけてくるんですよ。
こういうことって、東京だとなかったんですよね。公園に同年齢のこどもがいても、交流することはほとんどありません。
また、高齢者の方々の目もほんっとーに優しいです。娘を連れて街を歩いていると、もうアイドル状態。
「保育園への入園のしやすさ」云々もありますが、地方では「こどもを取り巻く人々の目が優しい」ことがすばらしいと感じます。
これもホントでした。
移住してきたばかりの時に、高齢者の人たちから「こどもが来てくれて嬉しい」と言われましたし、実際に優しくしてくれます。
優しさとは違うのかもしれませんが、近所の人たちからお年玉をもらいます。
町中で歩いていると小学生〜中学生くらいのこどもたちがあいさつをしてくれます。
近所に「子供は地域の宝」と書かれているところがあります。
・「ないものだらけ」だから、ビジネスのアイデアが生まれる
地方がすばらしいのは、東京と違って「ないものが多い」んです。
東京に暮らしている若者から、しばしば「やりたいことが見つからない」という相談を受けます。そんなの、当たり前ですよ。だって、東京にはなんでもありますから。
自分がやったって、それは常に二番煎じになります。二番煎じなんて、つまらないですよね。「やりたいこと」になるわけがないじゃないですか。
ぼくだって、東京にいた頃はやりたいことなんて出会えませんでしたよ。「やりたいことが見つからない」のは、個人の意欲や能力の問題ではなく、環境の問題なのです。みんな、このことに気付かず、苦労していますよね。
地方に行けば、否が応でも「なんでこれがないんだろう?」という刺激に出会い、「じゃあ、やってみよう」という発想に至ります。周囲にはそのようにして自分のプロジェクトやお店を始めた人がたくさんいますから、応援者、協力者も見つけやすいです。
これも、ものすごい共感できます。
東京にいた時はなんでもあるのが当たり前だったので「なんでこれがないんだろう?」と考えることすらありませんでした。
ブログを始めたのもこれに近い感じでした。
私の知る限り、私たちのようなIターン移住者が鹿児島のことを書いているブログがなかったので始めました。
東京にいたらブログをやろうなんて思わなかったでしょう。
実際に周囲には移住者でお店を開いて成功している方々やこれからオープンするために準備中の方々もいます。
私も「これがあればいいな〜!あれやってみたら面白いかもな〜!」とアイディアだけは湧いてくるのでいつか実現させたいと考えています。
まとめ
・東京の生活が窮屈だなと感じている人
・地方移住を本気で考えている人
・地方の生活はどんな感じか知りたい人
・東京の生活・仕事面での不利益が実は多すぎること
・昔と現在の田舎暮らしの違い・勘違い
・地方移住をするための具体的な方法
本の目次
・高価な会食より断然喜ばれる「家飲みバーベキュー」
・地方移住で過酷な子育てから解放される
・「ないものだらけ」だから、ビジネスのアイデアが生まれる
ということで『まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく』の感想をお伝えしました。
2016年に出版された本ですが、今でも参考になリますし内容もとても面白い本です。
地方移住を考えている方に少しでも参考にしていただければ幸いです。