未経験からWeb制作を学び、苦労の末に初案件を獲得しましたが、時給換算でわずか800円台という非常に厳しい結果でした。
すぐに稼げるというネット上の甘い幻想は、この体験によって完全に打ち砕かれました。
こんにちは、ゆきしょうです。
今回は、40代未経験からWeb制作を学び、初めて獲得した案件でのリアルな体験談をお話しします。
初案件で直面した終わりの見えない修正地獄と、時給換算800円台という現実についてまとめました。
私は現在、鹿児島県に移住し、Webコーダーのフリーランスとして活動しています。
妻も在宅ワークをしており、夫婦ともに自宅で働くというライフスタイルを送っています。
私たちがこのような働き方を手に入れるまでには、本当に長い道のりがありました。
40代という年齢から学習を始め、ようやく掴んだ初案件は想像を絶する厳しさでした。
Web制作の学習を始めると、ネット上で景気の良い情報をよく目にします。
未経験から数ヶ月で月収数十万円を達成しました、といった輝かしい成功体験です。
私もそんな情報に少し期待を抱きながら、毎日必死にプログラミングの学習を続けてきました。
40代という年齢への焦りもあり、なんとか早く結果を出したいと必死にもがいていました。
しかし、実際の初案件の現実は、ネット上に溢れている成功体験とは程遠いものでした。
初案件の稼働時間と残酷な時給換算の現実とは?
結論から言うと、初案件の総稼働時間は約200時間に及び、貢献度を10パーセントとして計算すると時給換算でわずか800円台でした。
私の初案件は、あるサイトの更新や制作に関わる作業でした。
なんとか無事に納品まで完了したのですが、かかった総稼働時間は約200時間にも及びました。
全体の貢献度を10パーセントとして計算してみたところ、時給換算でわずか800円台だったのです。
東京に住んでいた学生時代に、引っ越しや倉庫整理などの日雇いバイトをしていました。
肉体的にはきつい仕事でしたが、時給換算すればその時のアルバイトよりもはるかに低い金額です。
スクールや独学で少し勉強した程度の知識と、現場が実際にお金を払って求める品質は全く違います。
両者の間には、絶望的なギャップが存在していました。
最初からスマートに稼ぐなんて、そんな甘い話は決してありませんでした。
これが、40代未経験者が直面するWeb制作のリアルな現実なのだと思います。
知識を得ることと、現場で通用するアウトプットを出すことの間には大きな壁があります。
自分の力不足を痛感させられると同時に、プロの世界の厳しさを知りました。
なぜ初案件で終わりの見えない修正地獄に陥るのか?
結論から言うと、作業に没頭すると細かい部分に目が行かなくなり、プロの厳しい目を通せばピクセル単位のミスを見抜かれるからです。
私が初めての案件に着手したのは、2022年の2月でした。
作業自体は、事前の指示通りに自分なりにコードを書いたつもりでいました。
しかし、ここからが本当の地獄の始まりでした。
3日間で約20時間稼働し、提出してはダメ出しを何度も繰り返されました。
その間に出し直しを食らった回数は、実に6回にも及びました。
パソコンの画面に向かって一生懸命作業に没頭していると、どうしても周囲が見えなくなります。
色々な処理をやっていると、細かい所に目が行かなくなってしまいます。
自分では完璧にできたと思い込んでいても、現場で活躍するプロの厳しい目を通せば違います。
ピクセル単位のズレや余白のミスなどが、瞬時に見抜かれてしまうのです。
訂正が多くて画面を見るのも嫌になり、何度も心が折れそうになりました。
自分の技術の甘さと確認作業の雑さを、嫌というほど思い知らされた瞬間でした。
現場で求められるのは、単に指定されたコードが動くことだけではありません。
ユーザー視点での配慮や他のブラウザでの見え方など、プロとしての細やかな視点が必要不可欠です。
その視点や経験が圧倒的に欠けていたからこそ、終わりの見えない修正地獄に陥ってしまったのだと思います。
度重なる出し直しで心が折れそうな時、どう乗り越えたのか?
結論から言うと、違う箇所をすぐに見抜く現場のプロの凄さを肌で感じ、厳しく指摘してもらえる環境に感謝して食らいついたからです。
6回もの修正指示が飛んでくると、正直かなりへこみますし落ち込みます。
自分は才能がないのではないかと、まだまだだなぁと思い知らされます。
しかし、ここで腐って投げ出してしまっては、今までの努力が全て無駄になってしまいます。
私は、違う箇所がすぐわかる現場のプロの凄さを肌で感じることに集中しました。
自分では何時間見ても気づかないミスを、一瞬で見抜くスキルに素直に感動しました。
そして、的確なアドバイスをもらえる環境にいることに深く感謝しました。
落ち込んでいる暇なんて、全くありませんでした。
言われた修正箇所を一つずつ確実につぶしていき、なぜ間違えたのかを徹底的に考えました。
とにかく数をこなして、現場のスピードと高い基準に慣れていくしかありませんでした。
40代からの挑戦は、若い頃のような体力や圧倒的な吸収力はないかもしれません。
だからこそ、指摘されたことを素直に受け入れる謙虚さが必要です。
泥臭く手を動かし続け、感情的にならずに淡々と修正作業に向き合うことで乗り越えられました。
逃げずに立ち向かった経験は、その後の大きな自信に繋がっています。
時給度外視の初案件から得られた最大の報酬とは?
結論から言うと、実績として公開できなくても、現場で求められるプロの品質基準を知り、新しい技術を覚えられたことこそが最大の報酬です。
時給800円台という数字だけを見れば、ただの大赤字の案件です。
しかもこの案件は、契約の都合上自分のポートフォリオとして公開することはできませんでした。
第三者に見せられる目に見える実績としては、何も残らないように感じるかもしれません。
それでも、経験として実際の現場のホームページ制作に携われたのは本当に大きかったです。
現場で求められるレベルの高さ、つまりプロの品質基準を体感できたこと。
これこそが、時給度外視の初案件から得られた最大の報酬だと言い切れます。
様々な修正指示を受け、プロに色々教えてもらいながら新しい技術を覚えることもできました。
厳しいチェックを受けられる環境に必死に食らいつき、プロの基準を知ることができたのです。
あとはもっとコーディングのスピードを上げて、どんどん案件をこなして上達していくしかありません。
Web制作の初案件は想像以上に泥臭く、最初は全く稼げないのが現実です。
しかし、その厳しい現実の中でプロの基準を知らなければ、次のステップには決して進めません。
年齢を言い訳にせず、プライドを捨てて素直に学ぶ姿勢があれば、必ず道は開けます。
これからWeb制作に挑戦する方は、初案件は稼ぐためではなく、現場の基準を知るための投資だと割り切ることをおすすめします。
落ち込んでいる暇があったら、とにかく手を動かして少しでも早く慣れていきましょう。
以上、40代未経験からのWeb制作初案件は本当に稼げるのか?でした。

