こんにちは! ゆきしょうです。
今回は、移住先での仕事の探し方!!7つの方法!!でも少し触れた、1日農業バイトデイワークで農作業したことを書きました。
日雇いバイトといえば、東京に住んでいた学生時代に引っ越し・イベントの設営・資材の撤去・看板持ち・倉庫整理・色々な工場・防水屋などをやりましたが農業バイトはありませんでした。
東京ではなかなか経験できない仕事なので新鮮です。
農業バイトをしてみたい方に少しでも参考にしていただければ幸いです。
1日農業バイトデイワークとは?
1日農業バイトデイワークとは農家さんと求職者を1日単位で結びつけるマッチングアプリサービスで、民間の会社と複数のJAが協力して開発されました。
・App StoreかGoogle Playでアプリをダウンロード
・アカウントを作成し、アプリにログイン
・働きたい日をカレンダーから選択し、求人情報を基に希望するアルバイト先候補を決定
・採用後、必要に応じてチャットでやり取り
農業の経験がなくても大丈夫です。
アルバイト・副業・小遣い稼ぎなど、空いた日・空いた時間だけでも働くことが可能で、働いた当日に給料がもらえる場合がほとんどです。
ただ、どんな仕事でもそうだと思いますが行った先のアタリハズレや仕事内容が合う合わないはあります。
妻は事務とリモートワークの2つの仕事を掛け持ちしているパラレルワーカーで、空いた時間に利用しています。
私は開業したばかりのフリーランスで収入が安定していないので利用しています。
普段は2人とも1日中パソコンに向かっているので、自然の中で体を動かす仕事は良い気分転換になります。
どんな仕事があるのか
鹿児島県は令和3年の農業産出額が全国第2位の農業が盛んな県なので色々な仕事があります。
茶畑の草取り作業
南九州市の知覧茶が全国的に有名なので、茶畑が至る所にあります。
茶畑の草取り作業は、茶の木の周りや畑全体の雑草を取り除く重要な作業です。
草取りを行うことで、茶の木が充分な栄養を得られ、良質な茶葉が生産されやすくなります。
手袋、長袖の服、帽子を装備し、草刈り鎌を使用してツルやツユクサなどの雑草を取っていきます。
最初は畑の中を歩くのがキツくて見落としますがやっていくうちにだんだん慣れていきます。
根っこが深くて何mかありそうな長いツルが抜けた瞬間はなかなか快感でしたw
茶畑にバロンを被せる作業
お茶を摘む約10日前に「バロン」という黒い遮光ネットを被せます。
太陽の光を遮ることで、葉の光合成を促し、お茶の甘味が増え色もとてもきれいになるそうです。
手作業でやる場合が多いですが、私が行った茶畑は特注の機械で被せてました。
被せた後に風で飛ばないようにバロンの端に洗濯バサミのような器具を取り付け、お茶の木に挟み込みます。
機械の進むスピードが速いので、ついて行くのが大変でした…
運動不足の人にオススメです!!
サツマイモの選果作業
サツマイモの見た目と重さで選別する作業です。
私が行った工場では1つのカゴから5種類に分けていました。
2人1組で選果していきます。
5種類に分けなきゃいけないので慣れるまでに少し時間がかかりました。
サツマイモ畑のマルチシート剥がし
マルチシートとは、作物を育てている畑のうねを覆う資材で材質はビニールやプラスチックフィルムが多いです。
利用することで土壌の乾燥や侵食を防止し、地中温度の調節ができたり、雑草を生えにくくさせ、雨などで肥料が流れることを防ぐことができます。
土に埋まっているマルチシートの両端を引っ張って全部出すのですが、雑草が多いと途中から破れてしまい残材が土の中に残ってしまいます。
この雑草を取り除く作業が結構大変で、多ければ多いほど重労働になりますし土で汚れます。
初めてやったのは雨の日だったので泥まみれになりました。
この作業が体力的に一番キツかったです。
サツマイモの収穫
掘り起こしたサツマイモを等間隔でまとめます。
そのあと、卵の太さより太い物・以下の物・腐っている物の3種類に選別します。
卵の太さより太い物だけを出荷するので専用のカゴに8割くらいまで入れていきます。(上の写真)
最後にカゴを軽トラで集めて約500Kg入るネット状の袋に入れていきます。
レタスの植え付け
黒マルチに20〜30cm間隔で穴が空いており、そこに小さなレタスの苗を植え付けていく作業です。
種類が色々ありますが、私が植えたレタスは約2ヶ月後に収穫するそうです。
思ったより早い収穫なので驚きました。
その他の仕事
上記以外に妻が経験した仕事を下に書きました。
・らっきょうの収穫
・枝豆の選別
・キャベツの収穫
・観葉植物の管理
・にんじんの収穫
・レタスの収穫
・大根の収穫
・菊の芽かき
・スナップエンドウの収穫
これ以外にも地域や季節によって色々な仕事があります。
おわり
農作業を経験できるのは地方移住の1つの醍醐味です。
地方は年配の方が多いですが若い人と人口は減少しています。
未経験者ができる単純な作業でも人数と時間が必要なので生産者さんから感謝されます。
私たちも多少は地域に貢献できますし体を動かすことで良い気分転換になります。
農業は重労働だということ、畑はどうやって作られているのか!?を少し知ることができたので野菜のありがたさが身に染みました。
今後も利用していきたいと思います。
以上、マッチングアプリ『1日農業バイトデイワーク』で農作業した感想でした。