EmDashとWordPressの違い|6つのサイトを移して分かった良いところ・悪いところ

こんにちは、ゆきしょうです。
このブログを含む6つのサイトを、EmDashへ移しました。
作業はAI(Claude Code)にさせています。
ブログ以外はすぐ移せましたが、ブログは試しにそのまま取り込むと、129記事中128本でどこかが崩れました。
移してみて分かった、EmDashとWordPressの良いところと悪いところを比べます。
EmDashかWordPressかは、テーマとプラグインに頼る量で決まる
テーマとプラグインに頼っていないサイトほど、EmDashへ移しやすくなります。
EmDashでは、WordPressのテーマとプラグインが動かないからです。
比べるところ | EmDash | WordPress |
|---|---|---|
置き場所 | CloudflareかNode.jsのサーバー | PHPが動くレンタルサーバー |
サーバー代の例 | Cloudflareの無料プランで公開できる。有料プランは月5ドルから | エックスサーバーのスタンダードで月1,100円 |
プラグイン | 公式の一覧に100以上 | 無料のものが76,000以上 |
テーマ | 公式のひな形から作るAstroのプロジェクト | 無料のものが15,000以上 |
移すとき | WordPressのURLの形を保てない場合がある | ー |
エックスサーバーの金額は、12ヶ月契約の通常料金です。
EmDashの良いところは、サーバー代と、プラグインを囲いの中で動かす作り
移した6つのサイトは、どれも無料プランのまま動いています。
エックスサーバーの契約は、メールとWordPressのテストサイトのために続けています。
WordPressの新しい脆弱性は、91%がプラグインで見つかっています。
EmDashには、プラグインをそれぞれ囲いの中で動かし、申告した権限しか使わせない仕組みがあります。
ただし、Cloudflareでこの囲いを使えるのは有料プランだけです。
無料のまま動かしているこのブログでは、この囲いを使っていません。
サイトマップやcanonical、OGPなど、検索まわりの基本は標準の機能にあります。
ログインは、パスキーが標準です。
AIが記事を扱う窓口(MCP)もあります。
このブログの下書きは、AIが管理APIで入れています。
EmDashの悪いところは、作り直しの量と無料プランの上限
公式が向くとしているのは、Astroで作るサイトで、データベースと写真の置き場を運用できる開発者がいる場合です。
WordPressのテーマは移らないので、見た目は作り直しになります。
このブログは、前のデザインを測って44か所の部品を作り直しました。
EmDashは、決まった形の中身を入れて管理する道具です。
ほかのサイトでは、プラグインで動いていたお問い合わせフォームが、見た目しか移りませんでした。
送る仕組みは、EmDash公式のフォームのプラグインで作り直しました。
無料プランなので、通知メールは送らず、受付は管理画面で見ています。
公式のプラグインは、まだ0.xの版です。
記事のURLが保たれるのは、/記事名/ だけの形のときです。
このブログは、テーマの側で今の /記事名/ を保つように作りました。
無料プランには、表示のたびに使えるCPU時間が10msまでという上限があります。
このブログは直近7日間で、23,723回の表示のうち684回、この上限を超えて止められました。
止められたのは、表示が急に増えた時間に集まっていました。
データベース(D1)の1日の読み取り上限も、移したあとの確かめの作業が重なった日に超えました。
大きめのJPEGをアップロードすると、無料プランのCPUの上限を超える不具合も、まだ直っていません。
このブログの新しい記事の写真は、別の方法で入れています。
WordPressの良いところは、部品の数と使っている人の多さ
世界のサイトの39.6%が、WordPressで作られています。
足りない機能は、プラグインで足せます。
テーマを入れ替えれば、見た目も変えられます。
PHPとデータベースが動くレンタルサーバーなら、置き場所に困りません。
WordPressの悪いところは、プラグインとサーバーの手入れ
Patchstackの年次の集計では、WordPressのまわりで見つかった新しい脆弱性は11,334件でした。
そのうち本体の分は6件だけで、ほとんどがプラグインとテーマです。
公表された時点で、46%が直っていませんでした。
サーバー代もかかり続けます。
WordPressは、サーバーまわりが正直面倒でした。
EmDashが向くサイト、WordPressのままでいいサイト
プラグインの少ない会社案内・ポートフォリオ・1枚のページなら、EmDashに向いています。
移した6つのうち、ブログ以外はすぐ移りました。
ただ、作業はAIにさせていて、手で同じことをするならAstroの知識が要ります。
WordPressのままでいいのは、プラグインで機能を足しているサイトです。
目次や記事カードなど、テーマの部品を使った記事が多いブログも、作り直しが重くなります。
移す前に、自分のサイトで崩れるものを数えてみてください。
移した手順と崩れた数は、こちらに書いています。
WordPressのまま続けるなら、置き場所はレンタルサーバーです。
私が使っているのはエックスサーバーです。
プラグインの更新や保守に手が回らないなら、WP保守ガードに任せる方法もあります。
ライトプランは、初期費用33,000円・月額14,300円(税込)です。
WordPressの前にCloudflareを置いて、攻撃を止める方法もあります。
設定を任せたい会社には、株式会社ドーモの導入支援があります。
ドーモの導入支援つきのProプランは月額1万円からで、初期費用は別にかかります。
サーバー代を見直した話は、こちらです。
WordPressのまま引っ越すなら、手順はこちらに書いています。
以上、6つのサイトを移して分かった、EmDashとWordPressの違いでした。






