移住支援金はいつもらえる?申請から振込までの資金繰りカレンダーと返還の条件

【移住支援金の罠】最大100万円以上!? 申請から受給までのリアルな資金繰りカレンダーと知られざる注意点

こんにちは、ゆきしょうです。

私たちは2019年に東京から鹿児島へ移住し、現在は南九州市で暮らしています。

移住を考えると、まず気になるのが移住支援金だと思います。

ただ、このお金は引越しの前にはもらえません。

いつ、何にお金が出ていき、いつ支援金が入るのか。

公式の情報をもとに、時系列のカレンダーにしてまとめます。

移住支援金はいくらもらえる?

2026年10月時点で、世帯は100万円以内、単身は60万円以内です。

18歳未満の子どもを連れて移住する場合は、子ども1人につき最大100万円が加算されます。

ただし加算の額は、市町村によって違います。

鹿児島県のページ(2026年8月31日更新)で見ると、南九州市や鹿児島市など30の市町村が最大100万円です。

宇検村・徳之島町・天城町の3町村は、最大30万円です。

支援金の対象でも、いちき串木野市と龍郷町は子どもの加算がありません。

対象になるのは、ざっくり言うと次の人です。

・移住の直前10年のうち通算5年以上、東京23区に住んでいたか、東京圏から23区へ通勤していた

・直前の1年以上も、23区に住んでいたか23区へ通勤していた

・移住先で、対象の求人への就職、テレワークの継続、起業支援金の交付決定などの条件を満たした

23区内の大学に通い、そのまま23区内の会社に就職した人は、通学の期間も年数に数えられます。

制度の全体は、内閣府 地方創生の移住支援金のページにまとまっています。

移住支援金はいつ振り込まれる?

振り込まれるのは、移住して要件を満たし、申請して審査に通ったあとです。

申請できるのは、転入してから1年以内です。

自治体によっては、転入から3か月以上たたないと申請できません。

たとえば茨城県の水戸市は、令和8年度の案内で「転入後3か月以上1年以内」です。

水戸市の移住支援事業のページ

私が住む南九州市の流れは、市のページ(2026年9月24日更新)によると次の4段階です。

・申請書と就業証明書などを市に出す

・市が審査し、交付決定通知書が郵送で届く

・交付請求書を市に出す

・請求書の受理から2週間程度で口座に振り込まれる

南九州市の移住・就業支援事業補助金のページ

審査に何日かかるかは、ページに書かれていません。

つまり引越しから振込までは、自分のお金でつなぐことになります。

申請から受給までの資金繰りカレンダー

お金が出ていく順と、入る順を並べるとこうなります。

【移住の前】

市町村に、その年度に受け付けているかを確認します。

鹿児島県は、予算の範囲内で実施するため年度の途中で受付を終えることがある、と書いています。

就職で申請するなら、求人が対象として掲載されたあとに応募する必要があります。

【引越しの月】

引越し代、新居の初期費用、家具や家電が一気に出ていきます。

ここはすべて自分のお金です。

私が鹿児島市内から南九州市へ引っ越したときは、県内の移動でも見積もりは132,000円でした。

2社目に見積もりを取った会社が、大手より約6万円安かった金額です。

【転入から申請まで】

新しい仕事が始まり、最初の給料が入るまでも自分のお金で暮らします。

3か月ルールのある自治体なら、まだ申請もできません。

【申請から振込まで】

審査、交付決定、請求を経て、ようやく口座に入ります。

【申請から5年】

ここからは、住み続けることが条件になります。

いちばん苦しいのは、引越しの月から振込までの期間です。

支援金を当てにせず、この期間を自分のお金で回せるかを先に計算してください。

移住支援金を返還するのはどんなとき?

申請から5年以内に移住先から転出すると、返還の対象になります。

鹿児島県のページ(2026年8月31日更新)では、こうなっています。

・3年未満で転出したら全額

・3年以上5年以内で転出したら半額

・申請から1年以内に、条件を満たした仕事を辞めたら全額

虚偽の申請も、返還の対象です。

細かい条件は県や市町村で違うので、移住先のページで確認してください。

鹿児島県の条件は鹿児島県の移住支援金のページにあります。

「とりあえずもらって、合わなければ戻る」はできない制度です。

支援金が入るまで、どうつなぐ?

支援金は、移住が落ち着いたあとに届く「あとからのお金」です。

それまでをつなぐのは、結局は移住先での仕事です。

私は40代・未経験から独学でWebコーダーになり、今は南九州市で家族と暮らしています。

移住者が実際にどんな仕事をしているかは、別の記事にまとめました。

出ていくお金でいちばん大きいのは、引越し代です。

1社だけで決めず、何社かに見積もりを頼んで比べてください。

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おわりに

移住支援金は、世帯100万円に子どもの加算もある、大きな制度です。

ただ口座に入るのは、移住して要件を満たし、申請したあとです。

そして申請してから5年は、住み続けることが条件になります。

移住先の市町村に受付状況を確かめ、振込までの期間を自分のお金で回せる計画を立ててから動いてください。

以上、移住支援金の資金繰りカレンダーと返還の条件でした。

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