地方のプロパンガスが高すぎて、賃貸でも会社を変えた話|IHなのに冬2.5万円→同じ使い方で約3割安く

地方のプロパンガスが高すぎて、賃貸でも会社を変えた話|IHなのに冬2.5万円→同じ使い方で約3割安く

こんにちは、ゆきしょうです。

鹿児島県の南九州市で、プロパンガスの会社を変えました。

住まいは賃貸ですが、大家さんに断ってから切り替えています。

前の会社の検針票と、新しい会社の料金表を並べて、同じ使い方ならいくら変わるかを計算しました。

地方のプロパンガスは、なぜ高いの?

都市ガスの管が来ていない地域では、プロパンガス(LPガス)を使うしかないからです。

経済産業省の資料にも、LPガスは都市ガスの整備が行き届かない地方を中心に使われている、とあります。

わが家の辺りも、都市ガスは通っていません。

コンロはIHで、ガスのコンロは使っていません。

それなのに、冬は2万5,000円ほどかかっていました。

普段の月でも1万円ちょっとです。

正直、ありえないと思っていました。

ただ、鹿児島県が特別に高いわけではありません。

石油情報センターの2026年6月の調査では、鹿児島県の平均は10㎥で税込み9,544円です。

全国平均の9,697円と、ほとんど変わりません。

高さの正体は、地域よりも「どの会社と契約しているか」の差です。

わが家はいくら下がった?

同じ使い方なら、月の請求は約3割下がる計算です。

切り替えたばかりで、新しい会社の請求はまだ届いていません。

前の会社の検針票と、新しい会社の料金表から計算しました。

月の使用量前の会社新しい会社差
10.2㎥10,551円約7,600円約2,900円安い
12.2㎥12,113円約8,800円約3,300円安い
20㎥約18,200円13,244円約5,000円安い
冬の月(約28.7㎥)約25,000円約18,200円約6,800円安い

金額はどれも税込みです。

月10〜20㎥で使うなら、年に3万5,000円から6万円ほどの差になります。

県の平均と比べても、前の会社は10㎥で850円ほど高く、新しい会社は2,000円ほど安い水準です。

ひとつ意外だったのは、基本料金は新しい会社の方が100円高いことです。

それでも、1㎥あたりの単価が大きく違うので、合計では下がります。

自分のガス代が高いかは、どこを見ればいい?

検針票の「基本料金」と「1㎥あたりの単価」の2つを見ます。

前の会社は、基本料金が1,500円でした。

単価は使った量で段階があり、1㎥あたり710円から810円です。

新しい会社は、基本料金が1,600円で、単価は370円に原料調整額を足した額です。

原料調整額は毎月変わり、切り替えた月の翌月分は152円でした。

つまり1㎥あたり522円で、前の会社より190円から290円ほど安くなります。

どちらも税抜きの金額です。

もう一つの目安が、県の平均です。

自分の10㎥の料金が、県の平均より高いかどうかで判断できます。

なお、2025年4月からLPガスの請求は「基本料金・従量料金・設備料金」に分けて書くことになりました。

関係のない設備の代金をガス代に混ぜる請求も、新しい契約では禁止されています。

わが家の前の会社の検針票も、設備使用料は0円でした。

会社を変える日に、何が起きた?

切り替えの話し合いと手続きは、妻がやってくれました。

新しい会社とはオンラインで話を聞き、契約しています。

当日は、前の会社が設備を外し、新しい会社が取り付ける流れでした。

ところが、朝に前の会社が作業したとき、残しておくはずの部材まで持って行かれていました。

午後に来た新しい会社の人から、そう聞きました。

その人が、わざわざ取りに戻って付けてくれています。

わざとなのか、引き継ぎの行き違いなのかは分かりません。

電気もガスも自由に選べる時代なのに、と少し嫌な気持ちになりました。

地方だと、使える会社が限られ、切り替えづらい空気もあります。

それでも、あまりにも高かったので、なんとか切り替えてもらいました。

これから変える人は、何を残して何を持ち帰るかを、先に書面で確かめておくと安心です。

賃貸でもプロパンガスの会社は変えられる?

ガスの契約者が自分なら、大家さんの了解を得て変えられます。

わが家は、検針票の宛名が自分でした。

そのうえで、大家さんに断ってから切り替えています。

一方で、アパートなどの賃貸住宅は、大家さんが選んだガス会社と契約するしかない場合が多いです。

経済産業省も、入居後は事実上ガス会社を変えられない、という実態を書いています。

契約者が大家さんになっている物件は、自分では変えられません。

この場合は、まず大家さんへの相談が先で、比較サービスに頼まなくて大丈夫です。

給湯器などを無料で付けてもらった家も、先に契約書の解約の条件を見ておきましょう。

自分で探す?比較サービスに頼む?

わが家は、対応エリアの会社を自分たちで調べて決めました。

地方は来てくれる会社が限られるので、候補は多くありません。

探す手間を省きたいなら、プロパンガス会社の比較サービスに頼む方法もあります。

その一つが「ガス屋の窓口」です。

相談からガス会社の変更、変更後のサポートまで無料で、前の会社への解約の連絡も代わりにやってくれます。

提携しているガス会社は100社超で、全国47都道府県が対象です。

不当な値上げがあれば別の会社を案内する「永久料金監視保証」も付いています。

惜しい点もあります。

トップに「平均30%削減」とありますが、その根拠は公式ページでは見当たりませんでした。

拠点は東京・浜松・名古屋・福岡の4つで、自宅まで来てくれる会社があるかは相談してみないと分かりません。

まずは自分の検針票を手元に置いて、見積もりだけ取ってみるのがいいと思います。

ガス屋の窓口の公式サイトを見る

同じ月に、光回線とスマホもまとめて見直しました。

東京から来て驚いたことは、こちらにまとめています。

移住先を選ぶときに、ガス代のような「嫌なこと」から考える方法も書いています。

以上、地方のプロパンガスを賃貸のまま切り替えた話でした。

最近の投稿