こんにちは、ゆきしょうです。
今回はお金の話です。
フリーランスになって2年目、私はクレジットカードで10万円を借りました。
その1年後、日本政策金融公庫で50万円の融資が決まりました。
お金が回らないとき、フリーランスは何から手をつければいいですか?
結論から言うと、カードで穴を埋める前に、公庫に相談してみることです。
私は順番を間違えました。
支払いが迫っていたので、その場でお金になる方を選んだからです。
公庫は、書類を書いて、面談を受けて、審査を待ちます。
急いでいるときほど、カードを選びたくなります。
ただ、後から効いてくるのは公庫の方でした。
同じ「借りる」でも、中身がまるで違います。
カードは、何に使うかを誰にも説明せずに借りられます。
公庫で借りたお金は、何に使うかを先に説明してから受け取っています。
カードで10万円借りたとき、何を思っていましたか?
来年には笑い話にするしかない、と自分に言い聞かせていました。
その日は床屋に行って気分転換をして、それから10万円を借りました。
正直、気持ちは沈みました。
ところが1ヶ月ほど後、また10万円を借りて支払いにあてました。
このときはもう、早く卒業したいという気持ちしかありませんでした。
問題は金額ではありません。
借りたのに、何も変わっていないことでした。
カードのキャッシングは手続きが軽いぶん、借りた事実が生活に埋もれます。
事業のためにいくら要るのか、いつ返せるのかを、誰にも説明していません。
説明していないので、自分でも把握していませんでした。
そこが一番まずかったと思います。
融資の面談では、何を準備しましたか?
事業計画書のようなものを、生まれて初めて書きました。
翌年の夏の話です。
実は、出さなくてもよい書類でした。
ちなみに、2026年10月時点の公庫の案内にも、「事業計画書」という名前の書類はありません。
個人事業主がはじめて借りるなら、出すのは創業計画書か企業概要書です。
ほかに確定申告書2期分などが要ります(1期しか終えていなければ1期分)。
それでも、印象が良くなるかもしれないと思って、自分で作りました。
書いたのは面談の前日です。
融資の面談を受けるのは初めてでした。
作った計画書を持って行くと、面談での印象は良かったようです。
終わったときに残ったのは、事前の準備は本当に大事だ、という実感です。
翌日、50万円の融資が決まりました。
融資が決まってから振り込まれるまでは、2週間ほどかかりました。
早くはありません。
まずは電話で相談できます。
日本政策金融公庫には事業資金相談ダイヤル(0120-154-505)があり、フリーダイヤルです。
受付は平日9時から17時までです(2026年10月時点)。
これから創業する方、創業して間もない方、個人企業・小規模企業の方は19時までです。
手続きの流れは公式サイトにまとまっています。
借りたあと、何が変わりましたか?
結論から言うと、お金の出入りを表にして、見えるようにしました。
融資が決まった数日後、私は出入金表を作りました。
いつ、いくら入って、いくら出ていくのか。
これで、お金の出入りが目で見えるようになりました。
ここで正直に書いておきます。
見える化したから安心できた、という話にはなりませんでした。
その1ヶ月半ほど後、私はその表を見て、本当にまずいと気づいています。
見えるようになったから、まずいと分かったわけです。
順番としては、これで正しいと思っています。
見ていないうちは、まずいことにも気づけません。
表にすると、入金が遅い月と支払いが重なる月が、目で分かります。
分かれば、その月の前に動けます。
動き方の1つが、出した請求書を早めにお金に換えることです。
フリーランス向けのFREENANCE(フリーナンス)には「即日払い」があります。
請求書を買い取って、入金予定のお金を先に振り込んでくれる仕組みです。
1万円から使えて、手数料は3〜10%です(2026年10月時点)。
借金ではありませんが、手数料のぶん、手元に入る額は減ります。
請求書が無い月、つまり売上そのものが足りない月の穴は、これでは埋まりません。
その場合は、先に公庫に相談する方が筋です。
会員登録は無料なので、入金待ちが重なる月が見えたら、先に登録だけしておくと動きやすくなります。
数字を並べる道具は、専用のものを使った方が早いです。
私は開業届の作成も確定申告も、クラウド会計ソフトのfreeeでやっています。
銀行口座やクレジットカードと連携できるので、出入りが自動で並びます。
クレジットカードの登録なしで無料お試しができるので、まず数字を並べるところだけ試してみるのもありです。
そのうえで年額プランを契約するなら、下のリンクから登録してください。
個人事業主向けの年額プランが2,000円割引になります(2026年10月時点)。
確定申告が要るかどうかの線引きは、こちらに書いています。
借金が消えたわけではありません。
今も楽ではないです。
以上、カードで借りていた私が、公庫で借りられるようになるまでの話でした。

