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GA4にシンガポール・中国からほぼ毎日アクセスが来る正体はボット|見分け方と、保存済みの比較で外す手順

GA4にシンガポール・中国からほぼ毎日アクセスが来る正体はボット|見分け方と、保存済みの比較で外す手順

こんにちは、ゆきしょうです。

GA4を開くと、シンガポールからのアクセスが毎日のように入っていました。

開いたその時も、シンガポールからのアクセスが入っていました。

シンガポール・中国からのアクセスは何者?

人ではなく、ボット(自動でアクセスしてくるプログラム)です。

海外のサイトでも、中国とシンガポールから同じ形のアクセスが増えたという報告が出ています。

報告されている形は、参照元が「直接」中心で、操作の形跡がほとんど無いというものです。

どこを見ればボットだと分かる?

参照元・端末・画面サイズ・滞在時間が、全部そろっているかを見ます。

人のアクセスなら、端末も画面の大きさもばらばらになります。

AI秘書に、直近30日の中身を国ごとに出してもらいました。

シンガポールは99セッションあり、ほとんどが同じ形です。

  • 全部が、参照元は「直接」
  • 全部が、Windows のパソコンで、ブラウザは Chrome
  • 全部が新規ユーザーで、言語は英語
  • 画面サイズは 1280x1200 が97件
  • エンゲージメントがあったのは1件だけ
  • 平均の滞在は4秒

中国の50セッションも、同じ型でした。

こちらは画面サイズ 1920x1080 が39件、参照元は「直接」が49件、平均の滞在は4.9秒です。

これだけ同じ形がそろうのは、人の動きではありません。

GA4は、ボットを自動で外してくれないの?

既知のボットは自動で外れますが、すり抜けてくるものがあります。

判別に使うのは、Googleの調査とIAB(Interactive Advertising Bureau)のリストです。

既知の bot トラフィックの除外(アナリティクス ヘルプ)

この除外はオフにできず、どれだけ外したかも見られません。

リストに載っていないボットは、そのまま数字に入ってきます。

ブログの検索順位に影響はある?

検索順位には影響しません。

Googleの担当者は、Google アナリティクスのデータを順位づけに使っていないと説明しています。

困るのは、GA4の数字が膨らんで見えることです。

私のブログでは、直近30日の利用者のうち約149がこの2つの国でした。

全体が約350なので、4割ほどがボットだったことになります。

エンゲージメント率も、実際より低く出ていました。

ボットの分を外して見るには、どうする?

GA4の「保存済みの比較」で、2つの国を除いた見え方を作ります。

元のデータは消えず、レポートを見るときに当てるだけです。

一度保存すれば、プロパティにアクセスできる人なら誰でも使えます。

私はこの手順で作りました。

  1. GA4の「管理」を開く
  2. 「データの表示」の中にある「比較」を開く
  3. 右上の「新しい比較」を押す
  4. ディメンションに「国」、マッチタイプに「完全一致しない」を選ぶ
  5. 値に「Singapore」と「China」を入れて「保存」を押す
  6. 比較の名前を入れて「確認」を押す(私は「ボット除外(シンガポール・中国を除く)」)

1つの条件に値を2つ入れると、「どちらか」の扱いです。

「完全一致しない」と組み合わせれば、2つの国がまとめて外れます。

保存できる比較は、プロパティごとに200個までです。

[GA4] レポートに比較を適用する(アナリティクス ヘルプ)

使うときは、レポートの右上にある比較のアイコンから、保存した比較を選んで「適用」を押します。

別のレポートに移ると、比較はいったん外れる決まりです。

「すべてのユーザー」の横の記号を押せば、前に当てた比較がまとめて戻る仕組みです。

外したら、数字はどう変わった?

利用者は4割ほど減り、エンゲージメント率は大きく上がりました。

直近30日の数字です。

外す前

外した後

利用者

348

199

セッション

392

242

エンゲージメント率

40%

64%

ユーザー属性の詳細レポート(過去28日)にも当ててみました。

SingaporeとChinaはどちらも0になり、利用者は331から188です。

エンゲージメント率は39.68%から63.32%に変わりました。

読者が減ったのではなく、ボットの分が数字から抜けただけです。

データフィルタで消してしまう方法は?

GA4のデータフィルタには、国で外す種類がありません。

ヘルプに載っている種類は、内部トラフィック(IPアドレス)、デベロッパートラフィック、ウェブホスト名の3つです。

しかも、データフィルタの影響は恒久的です。

除外フィルタで外したデータは処理の対象から外れ、あとからGoogle アナリティクスでもBigQueryでも使えません。

データフィルタ(アナリティクス ヘルプ)

比較は見え方を変えるだけなので、その心配がありません。

自分のスマホで見た分を数字から外す方法は、こちらに書きました。

GA4から自分のアクセスを外すには?|Snow Monkeyで、ログイン中はタグを出さない2行を足しました2026年10月23日

GA4の設定を自分でやるのが不安なら?

設定を人に頼むなら、ココナラでGA4の設定を出している人を探す方法があります。

比較を1つ作るだけなら、上の手順で終わるので頼まなくて大丈夫です。

以上、GA4にほぼ毎日来ていたシンガポール・中国のアクセスがボットだった話でした。

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