こんにちは、ゆきしょうです。
私は東京の大田区から鹿児島へ移住し、今は家賃3万5千円の、前の家より広い平屋で暮らしています。
この暮らしは、フルリモートで仕事が完結するから成り立っています。
出社が週に1〜2回ある人は、そうはいきません。
そういう人に合うのが、都会と田舎のあいだにある「トカイナカ」です。
実際に東京にいた時の会社の後輩は、この生活をしていました。
この記事では、関東のトカイナカの候補を、公的な調査と大手のランキング、東京までの時間で整理します。
関東のトカイナカは、どこが候補になる?
県なら群馬県と栃木県、市なら宇都宮市と前橋市が候補です。
県は、移住を考える人へのアンケートで1位と2位だった2県です。
市は、その2県の県庁所在地で、東京まで新幹線で通える2市を私が選びました。
順位は私が付けたものではありません。

移住先として人気がある関東の県はどこ?
2025年の移住希望地ランキングでは、1位が群馬県、2位が栃木県でした。
3位は長野県です。
発表したのは、ふるさと回帰支援センターです。
窓口の相談者や、移住セミナーの参加者へのアンケートがもとになっています。
群馬県は2年連続の1位です。
センター全体の2025年の移住相談は73,003件で、前の年より18.3%増えました。
2025年 移住希望地ランキング(ふるさと回帰支援センター)
一方で、東京に人が集まる流れは止まっていません。
総務省の2025年の人口移動報告では、東京圏は12万3534人の転入超過でした。
前の年よりは縮みましたが、東京一極集中は続いています。
関東のトカイナカのランキングはある?
私が調べた範囲では、「トカイナカ」と名の付いた公的なランキングは見つかりませんでした。
近いものとして、宝島社の『田舎暮らしの本』の「住みたい田舎ベストランキング」があります。
2026年版で14回目です。
2026年版の北関東エリアでは、総合部門の1位が茨城県境町、2位が栃木県栃木市でした。
首都圏エリア(埼玉・千葉・東京・神奈川)の1位は千葉県いすみ市、2位は千葉県多古町です。
このランキングは、自治体が答えたアンケートで決まります。
医療や子育て支援、住まい、移住相談の体制などの項目です。
住民に聞いた調査ではない点は、知っておいてください。
週1〜2回の出社なら、東京まで何分かかる?
宇都宮駅から東京駅までは、東北新幹線で約50分です。
2026年10月に駅探で調べると、速い列車で47分、多くの列車は49〜55分でした。

前橋は、高崎駅で新幹線に乗り換えます。
前橋市の案内では、東京駅から高崎駅までが新幹線で約55分です。
高崎駅から前橋駅までは、両毛線で約15分かかります。
合わせて約70分で、ここに乗り換えの待ち時間が加わります。
「前橋から都心まで約1時間」という紹介を見たら、乗り換えまで入れて計算し直してください。
ダイヤは変わるので、決める前に鉄道会社の時刻表で確かめてください。
移住支援金は、トカイナカでももらえる?
群馬県や栃木県への移住なら、対象になり得ます。
内閣府の案内をまとめると、条件は次のとおりです。
- 移住前に、東京23区に住んでいるか、東京圏から23区へ通勤している
- 移住先が、東京圏以外の道府県か、東京圏の条件不利地域
- 支給額は世帯で100万円以内、単身で60万円以内
- 18歳未満の子どもを連れて移住すると、1人につき最大100万円を加算
- 申請から5年以内に移住先から転出すると、返還の対象
テレワークで移住する場合は、自分の意思で移住し、移住前の仕事を続けることが条件です。
ただし、移住支援事業を実施している都道府県・市町村に限られ、金額も都道府県が決めます。
出社が増えて5年以内に東京へ戻ることになれば、返還の対象です。
トカイナカに移る前に確かめることは?
確かめたいのは、通勤手当、車、家賃の3つです。

1つ目は通勤手当です。
新幹線で通うと、乗車券に加えて特急料金がかかります。
勤務先の手当に上限があれば、超えた分は自分で払うことになります。
2つ目は車です。
2025年3月末の1世帯あたりの自家用乗用車は、群馬県が1.558台、栃木県が1.537台、茨城県が1.508台でした。
全国平均は1.009台、東京都は0.405台です。
駅の近く以外に住むなら、車を持つ前提で家計を組んでおくほうが安全です。
3つ目は家賃です。
まずは候補の市で、どのくらいの家が借りられるかを見ておくと話が早いです。
出社が増えそうなら、どうすればいい?
今の会社の出社日数が増えそうなら、働き方から選び直す手もあります。
国土交通省の令和7年度の調査では、雇用型の就業者のうちテレワークをしている人は25.2%でした。
首都圏に住む人では、3割を超える水準が続いています。
テレワークできる仕事は、多数派ではありませんが残っています。

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移住を決めてから探すより、住む場所を決める前に動いておくほうが選択肢は広がります。
関東以外も含めて、移住先の地方都市を7つ比べた記事も書いています。
以上、関東のトカイナカの候補と、週1〜2回の出社で選ぶときに確かめることでした。

