こんにちは、ゆきしょうです。
鹿児島中央駅から車で西へ50分ほど走ると、日置市の吹上町に着きます。
ここに、約500年の歴史があるといわれる温泉地があります。
吹上温泉です。
昔は伊作温泉と呼ばれ、西郷隆盛が療養に通った湯としても知られています。
古い湯治宿、キャンプ場のある温泉、温泉プールのある公共施設。
性格のまったく違う3軒に絞ってご紹介します。
吹上温泉は、どんな温泉地なの?
結論から言うと、約500年前から続く、薩摩半島西岸の湯治場です。
日置市の吹上町湯之浦を中心に、宿や日帰り施設が点在しています。
かつては伊作温泉と呼ばれていました。
いろは歌で知られる伊作島津家の島津忠良、日新公の殿湯があった場所です。
明治に入ってから、西郷隆盛が療養に訪れています。
東郷平八郎や、歌人の斎藤茂吉、詩人の野口雨情も足を運びました。
温泉地としての泉質は単純硫黄泉とされ、神経痛や関節痛への効能で知られています。
ただし源泉は1つではないので、施設によって泉質の表記は変わります。
すぐ西には、日本三大砂丘のひとつ吹上浜が広がっています。
鹿児島移住者が推す吹上温泉の「名湯」3選
選んだのは、湯治宿、キャンプ場つきの温泉、公共の温泉施設の3軒です。
同じ温泉地のなかで、過ごし方がまったく違います。
1. 西郷隆盛が三度通った湯治宿「中島温泉旅館」
1軒目は、歴史そのものが売りの「中島温泉旅館」です。
かつては伊作島津家の殿湯でした。
明治に入ってから、西郷隆盛が三度にわたって療養に訪れています。
宿泊者専用の貸切風呂には「西郷どんの湯」の名が付いています。
敷地のなかから湯が湧いていて、加水をしていません。
泉質は硫黄泉で、湯温はおよそ50度。
日帰りで入れる大浴場が、男女それぞれにあります。
利用できるのは朝6時から夜21時まで。
定休日は第1・第3・第5月曜日です。
昔は湯治宿で、倉庫に数百本の杖が保管されていたといいます。
痛みを抱えて長く滞在した人たちが、帰るときに置いていったものです。
朝6時から入れるので、仕事の前に寄ることもできます。
2. 露天もサウナもキャンプ場もある「ふくずみの湯」
2軒目は、公式サイトが旧・福住温泉と併記している「ふくずみの湯」です。
男女それぞれに、内風呂、水風呂、露天風呂、サウナがそろっています。
家族風呂も2つあります。
入浴料は大人440円、小学生以上200円、未就学児80円。
家族風呂は1時間1,700円で、30分ごとに延長できます。
営業は朝7時から夜21時まで。
定休日は第1火曜日ですが、祝日なら営業し、長期休みの期間は休みません。
ここの特徴は、キャンプ場が併設されていることです。
泊まりは15時から翌朝10時まで、日帰りの利用は10時から15時までです。
温泉に入ってそのまま外で1泊できる場所は、そう多くありません。
3. 温泉プールまである「健康交流館ゆーぷる吹上」
3軒目は、日置市が運営する「ゆーぷる吹上」です。
泉質は単純温泉。
サウナ、水風呂、露天風呂に加えて、温泉プールがあります。
サウナは遠赤外線とミストの日替わりです。
料金は中学生以上420円、小学生210円、4歳からの幼児110円。
営業は11時から20時30分まで、受付は20時で終わります。
休館日は毎週月曜日です。
駐車場は100台あり、軽食のコーナーもあります。
子どもを連れて半日過ごすなら、ここがいちばん向いています。
吹上温泉の湯めぐりには何が要る?
結論から言うと、車です。
3軒は同じ日置市のなかにありますが、それぞれ離れています。
バスで回ろうとすると、待ち時間のほうが長くなります。
鹿児島中央駅からゆーぷる吹上までは、車でおよそ50分。
指宿スカイラインの谷山インターからなら、25分ほどです。
旅行でも移住の下見でも、着いてすぐ動けるようにレンタカーを押さえておくのが確実です。
まとめ:湯治宿から温泉プールまで
吹上温泉で入るなら、この3軒です。
西郷隆盛が三度通った、敷地内の源泉をそのまま使う「中島温泉旅館」。
キャンプ場までそろう、朝7時から開く「ふくずみの湯」。
温泉プールで子どもと過ごせる「健康交流館ゆーぷる吹上」。
一人で湯治気分に浸る日と、家族で一日遊ぶ日。
同じ温泉地のなかで、その日の目的に合わせて行き先を変えられます。
吹上でゆっくり過ごすなら、泊まってしまうという手もあります。
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「歩いて行ける距離に温泉がある暮らし」が気になったら、家賃相場を見てみるのが移住への第一歩です。
吹上温泉の「みどり荘」は、美肌の湯の記事で紹介しています。
鹿児島の温泉地をまとめた記事と、妙見・湯之元・日当山の記事はこちらです。
以上、鹿児島移住者が推す吹上温泉の「名湯」3選でした。

