こんにちは、ゆきしょうです。
実は、私たちが地方移住をする大きなきっかけになったのが、イケハヤさんの著書『まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく』でした。
あの本を読んで、東京から鹿児島へ移りました。
もう7年になります。
そのイケハヤさんが、マーケティングの教材を出しました。『明鏡(めいきょう)』といいます。
買い切り29,800円。
全7章・52日ぶんのテキストが入っています。
全部読みました。
……ただ、今日は「すごかったです!!」という話ではありません。
読んでいていちばん心に残ったのは、稼ぐ方法ではなく、「これは稼げるけど、やってはいけない」と名指しされていた章でした。
そして正直に言うと、それを読みながら、私は自分のことが少し怖くなりました。
その話をします。
作れるようになった。でも、売れない
私は40代・未経験からWeb制作を始めました。
営業を20年やったあと、コーダーになった人間です。
コーディングは、独学でなんとかなりました。
分からないところは調べれば出てきますし、610円でプロに見てもらったこともあります。
でも、その先で止まるんです。
- 作れる。けど、案件が来ない
- 来ても下請けで、単価が上がらない
- 直案件を取りたいけど、どうやって「売る」のかが分からない
私は鹿児島で飛び込み営業もやりました。
でも、「営業する」ことと「売れる仕組みを作る」ことは別物でした。
Web制作を学べる場所はたくさんあります。
でも、そこで教わるのは「作り方」です。
作ったあとに何をするかは、あまり教わりません。
だから、マーケティングをちゃんと学びたいと思っていました。
そこに出てきたのが、イケハヤさんの教材でした。
冒頭に書いたとおり、私たち家族の人生を動かした本を書いた人です。
この人の教材なら信用できる。
それが買った理由でした。
いちばん刺さったのは、「これはやるな」という節でした
明鏡の第4章は「AI時代のリストマーケティング構築」という章です。
メルマガやLINEに登録してもらって、そこから商品を売る——という、いわゆるリストマーケティングの解説ですね。
その中の Day 7「売上を最大化する『ローンチ』の実践」に、「プライシングの考え方と『ダークパターン』」という節があります。
新商品を出すときの価格の付け方を説明したあと、こう続きます。
なお、これを悪用して、Brainなどでは常に残り2〜3部にして、売り切れたらまた部数を追加する、なんて手法をやっている人も見かけますね……。
こういう「ダークパターン」は法的な責任を問われうるので、採用してはいけません。
名指しされているのは、こういうものです。
- 「残り2〜3部」を常に表示し、売れたらまた部数を足す
- 偽のカウントダウンタイマー(「あと2時間で終了」と出るが、いつ見ても残り2時間)
- 実態のない二重価格(本当は売ったことのない「定価」を横に置いて安く見せる)
……見たことがある方、多いと思います。
そして、この3つはどれも「効く」んです。
教材の中でも、限定や在庫の演出そのものは有効な手法として紹介されています。
人は「なくなる」と言われると欲しくなる。
それは事実です。
だからこそ、その直後に「でも、これをやってはいけない」と書いてある。
正直に書きます。私は「やりそうだな」と思いました
やったことはありません。
読んで、「よくないことなんだな」と思いました。
でも、そのあとに思ったんです。
いま、私は豊かではありません。
40代でフリーランスになって、案件は安定していません。
売上が思うように立たないとき、「残り3部」と書くくらい、いいんじゃないか——そう考える自分が、はっきり想像できてしまいました。
性格的に、私はやりそうだと思ったんです。
だから決めました。
絶対にやらない。
やらないと決めるのは、たぶん、余裕があるうちにしかできません。
追い込まれてから判断すると、そのときの自分は「これくらいなら」と言うに決まっているからです。
私にとって明鏡の一番の価値は、ここでした。
これは「手口を教える教材」ではなく、「手口を教えたうえで、使うなと言う教材」でした
ここが、他の教材との違いだと感じたところです。
やり方だけを教える教材なら、限定の作り方まで書いて終わりです。
読んだ人は、効くと分かった手法を、そのまま使います。
悪気なく使います。
効くと書いてあったから。
明鏡は、そこで止めてきます。
効くと説明したうえで、「これは法的な責任を問われうる」「採用してはいけない」と書く。
第2章のDay 19には、景品表示法まわりの話がまとめて出てきます。
実態のない二重価格が法令違反になる、という話もそこにあります。
マーケティングの力は強い。
強いから、どこで止まるかを先に決めておかないと危ない。
私はこの教材を、そういうものとして受け取りました。
中身のこと(数字で)
読む前に気になると思うので、規模を書いておきます(2026年8月時点)。
| 本編テキスト | 25万字超・図解100点超・全7章・52日間(1日1テーマ、20〜30分が目安) |
| 講義動画 | テロップつき1,200本超(会員はすべて視聴可) |
| イケハヤAI | 24時間質問できるAIメンター(会員は無制限) |
| コミュニティ | Discord。イケハヤさん本人にも相談できる |
| ライブ配信 | 週2〜3回(参加無料・アーカイブは会員限定) |
| 受講者数 | 3,100人以上(2026年7月30日時点) |
| 形式 | 買い切り。月額費用なし(コミュニティ参加も追加料金なし) |
1日20〜30分で52日。
全部読むと、それなりのボリュームです。
公式のiOSアプリも出ています(Android版は準備中とのこと)。
正直に、向かない人も書いておきます
勧める記事で書くことではないかもしれませんが、合わない人が買っても、お互いに損なので書きます。
① 何もせずに稼げる方法を探している人
明鏡は学んで実践するスクールです。読んだだけでは何も変わりません。当たり前ですが、いちばん大事なところです。
② 手取り足取りの個別指導がほしい人
個別指導はありません。AIメンターとコミュニティで支える形です。「この人に見てもらいたい」という形を求めているなら、別のものを探したほうがいいと思います。
③ 動画だけで学びたい人
講義動画は1,200本以上ありますが、本編はテキストと図解が中心です。読むのが苦手な方には、正直きついかもしれません。
ここは人によると思います。
価格のこと
現在のリリース特価は 29,800円 です。
販売ページには、こう書かれています(2026年8月時点)。
本教材の定価は「49,800円」ですが……リリースキャンペーンとして、「29,800円」で販売いたします!
そして、コンテンツやコミュニティを十分に充実させたあとは、さらに値上げを行い、最終的には「98,000円」にしたいと考えています。
動画講義がすべて揃った完成版になったら49,800円、その先は98,000円にしたい——という順番だそうです。
ただし、いつ上がるかは書かれていません。
……この記事の趣旨からして、ここで「今すぐ買わないと損!!」とは書きません。
そういう煽り方をするな、と教わった教材の紹介記事なので。
値上げの時期は私には分かりません。
気になる方は販売ページの表記をご自身で確かめてください。
※個人の感想であり、成果を保証するものではありません。
まず、無料で確かめられます
いきなり29,800円はちょっと、という方へ。
イケハヤさんは無料の学習サイトを公開していて、そこで 71講座・1,294回ぶんが無料で読めます(2026年7月30日時点)。
文章のトーンや、話の進め方が自分に合うかどうかは、ここで十分判断できます。
先にタダで確かめられるものは、確かめたほうがいいです。
そのうえで「もっと体系立てて学びたい」と思ったら、そのときに検討すれば十分だと思います。
▶ 明鏡の販売ページはこちら(Brain)
『明鏡』を見てみる
※紹介リンクです
さいごに
作れるようになっても、売れるようにはなりませんでした。
私にとって明鏡は、その隣にあった空白を埋めるものでした。
ただ、いちばん覚えているのは、売る技術ではありません。
「これは稼げるけど、やるな」と書いてあったこと。
そして、自分ならやりそうだと気づけたこと。
売り方を覚える前に、やらないことを決められたのは、たぶん運が良かったんだと思います。
少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです!!
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